学習塾(Eduhouse)の受講形式について

全国の学習塾の数は46,000以上あるそうです(※1)。生徒数や教室数、塾の独自性などによって、塾の受講形式(個別指導・集団指導/月謝制・前払い制など)は様々です。

私(加藤)自身、事業運営側にいた英会話教室・オンライン英会話、講師として勤務した学習塾・予備校、今も授業をしている中学校などの受講形式を参考にしながら、Eduhouse(エデュハウス)という、松戸市にある小さな1英語塾の運営を日々考えています。

当塾をご検討いただいている方から、この受講形式についてご質問いただく機会も増えてきたこともあり、この記事を書いている2021年8月時点の当塾の受講形式について書いてみることにしました。(※2)

入会・退会の線引きをしない

当塾には入会・退会の明確な取り決めはありません。

各クラスの定員に達していなければ、好きな時に授業に参加できます。また、いつでも受講をやめることができます。受講料の支払いは、出席した授業分のみの受講料を、翌月に銀行振込いただく形式にしています。(初回授業時には、事前の連絡が必要です。)

無料体験授業が今では当たり前になりましたが(当塾も講習等を除き、初回授業は無料です)、1回ないしは数回の授業だけで前払い契約の判断をするのは生徒さまにとって大きな負担ですし、前払い制は、授業欠席時や、退会・解約の取り決めが必要になります。

シンプルな支払形式にして、分かりやすさと、いつでも受講できる自由さを提供したいこと、塾側にとっては、前払い制に頼らず、次も来てもらえるよう授業に集中すること、などを考えて、この仕組みにしました。(なお、好きな時に授業に参加いただければと思っていますが、毎回授業を継続して受ける方がほとんどです。)

入会・退会の線引きがないので、入会金も存在しません。そもそも、入会金とは何だろうとも思っています(入会金を課しているところがあれば聞いてみてください)。新規入会時のキャンペーンに使われることも多いですね。

先生1:生徒8の少人数授業

学習塾は大きく「個別指導塾」と「集団塾」の2つに分けられます。「個別指導塾」は先生1人に対して生徒が1-3人の授業を指し(1:1, 1:2, 1:3)、値段の高さも先生1人に対して生徒数が少ないほど高くなります。「集団塾」は1人の先生に対して10人以上の生徒が通常で、中学生の集団塾では1:15程度が多く、高校生の集団塾や予備校となると、その数はもっと多くなります。(※3)

速い授業ペースについていけて、競争により学習意欲が増すお子さんであれば、集団塾はぴったりです。そうでなければ、個別指導塾となりますが、個別指導塾はたくさんの講師が必要で、かつ1授業あたりの人件費を抑えなくてはいけないため、大学生アルバイトの方が多いのが特徴です。(※4)

さて、Eduhouseは、英語を苦手としている方が英語をやり直せる場所にしたい想いがあります。

学校の集団授業(1:35程度)で英語が苦手な生徒をサポートするのに、1:15の集団塾では学校の授業形態とあまり変わりはありませんし、学校よりも速いペースで授業が進むため、そもそもやり直しのニーズとは合いません。個別指導塾は、一人ひとりに合わせられるという強みがありますが、講師の主軸である大学生にとって、英語を苦手とする方に対する教える技術の獲得に至るまでに、どうしても時間の限りがあります。

Eduhouseの講師は、学校で指導経験のある方にお願いしています。Eduhouseの授業は、1人の先生が一人ひとりをしっかりサポートできることを考えて、各クラスの定員は1:8の少人数に抑えています。(その代わりにマンションを教室に、折込広告は1年に数える程度など、経費を抑えています。)

教室とオンラインのハイブリッド

Eduhouseの授業は、教室でもオンラインでもどちらでも受講できます。

教室で行われている授業のスライドとホワイトボードをZoom(オンライン会議システム)を通して映します。教室と各家庭の双方をZoomでつなぐことで、ご自身のパソコンやタブレットからご覧いただけますし、集音スピーカーを通して、教室にいるのと同じように会話のやり取りも可能です。授業で使うスライドは、ホームページからダウンロードできるようにしています。(※5)

また、授業をお休みした場合は、必要に応じて、別の日時に補講も行っています。(補講はオンライン限定です。)(※6)

雨の日や部活で帰りが遅くなった時はオンライン受講など、受講生もフレキシブルに使い分けていたり、最近では都内や遠方の地域からもオンラインでご受講いただくようになってきました。

英語再スタートのための施策

中学生コースについては、学年をコース名にしていますが、別の学年のコースでも受講可能です。高校生の方でも中学生コースから学び直せますし、上の学年コースでチャレンジしている方もいます。自分の現状にあったコースで学習ください。

夏期講習や冬期講習などの季節講習では、英文法講座を設けて、短期で集中して学び直せるようにしています。

塾の進度は学校の進度とほぼ同じで、無理のないように授業を進めています。また、既習事項の復習を多めに行っています。

生徒が英語学習で困ったときのセーフティーネットの役割を当塾が担えたらと考えて、授業を組み立てています。

 

おわりに

当塾の主な受講形式を以下4点に整理して書き出してみました。

  1. 入会・退会の線引きをしない
  2. 先生1:生徒8の少人数授業
  3. 教室とオンラインのハイブリッド
  4. 英語再スタートのための施策

1.2については、当初の構想でしたが、3についてはコロナ禍で考えたもの、4については受講生の皆さまと日々授業をする中で作ってきたものです。Eduhouseという塾を通して受講生の皆さまと出会えたご縁を大切に、ひとり一人の学習ニーズ・課題に目を向けながら、この塾をさらによい学びの場にしていければとの思いでいます。引き続き、ご意見・アドバイスは大歓迎ですので、皆さまの声を寄せていただけましたら幸いです。


※1 経済産業省「平成30年特定サービス産業実態調査」
※2 最新の受講形式・受講内容は受講規約をご確認ください。
※3 60分換算単価は、松戸市の塾のうち、公開している価格を60分換算して求めました。
※4 塾ではなく家庭教師、動画配信授業、講師を必要としないデジタル教材など、別形態の授業も様々です。
※5 詳細はオンライン受講についてをご確認ください。
※6 詳細は補講授業をご確認ください。