塾のオンライン授業を振り返って

新型コロナウイルスの感染拡大と緊急事態宣言の発令等により、3月から5月末までの3ヵ月間、Eduhouseは教室での授業は行わず、Zoomを使ったオンライン授業にシフトして、受講生の皆さんと英語の学習を進めてきました。6月1日から感染防止に努めながら教室を再開しますが、ここで一度オンライン授業の振り返りをしてみます。

オンライン授業での取り組み

普段は教室で少人数授業をしています。オンラインでグループレッスンを行う経験がなかったため、オンライン授業は個別授業としました。また、保護者様と生徒様にZoomの使い方を知っていただく必要がありましたので「Zoomの使い方」のページを作成し、いつでも確認いただけるようにしました。初回授業は無料とし、Zoomの接続を確認し、使い方を説明し、その上で授業を行い、受講料に見合うかどうかも含めて保護者様にご判断いただきました。幸い、Zoomを使ったオンライン授業を体験いただいた受講生の方は、全員継続して受講くださいました。

教室での授業時間は中1が60分、中2で90分、中3は110分と学年が上がるにつれて時間を伸ばしていますが、オンライン授業は、パソコン・タブレットの画面に集中するため疲れやすいので、一律60分としました。また、60分授業の始めは、宿題の確認に加えて、簡単な英会話の練習を入れたり、中1はフォニックス、中2はライティングの活動などを挟んだり、授業の合間に一緒に背伸びをするなど、受講生が飽きないような、疲れないようなレッスンを目指しました。それと、中学生がずっと家にいるのはかなりストレスがかかると感じ、多少おしゃべりの時間も入れて、少しでも気持ちが明るくなってもらえるように努めました。

フォニックスとライティングの教科書、英会話の練習で使っている教材の一例

教材はもともとパワーポイントで作っていたので、すぐにZoomを使ったオンライン授業へ移行することができました。パワーポイントであれば、生徒は画面越しに教材を確認できますし、同じ教材のプリントアウトを手元に用意いただければ、書き取る項目も必要なところだけで済み、生徒の負担が減ります。講師も、生徒の理解度に応じて、すぐ該当箇所のスライドを映して講義ができるため便利です。なお、教室が閉まっているため教材を直接お渡しできないので、パワーポイントで作った教材をPDFでホームページからダウンロードできるようにして、各自で印刷いただくように変更しました。(保護者の皆さまにはご協力くださり、ありがとうございました!) また、プリンターのない方は教材をプリントアウトし、郵送して対応しました。

教材の一例(中学1年生コース be動詞2, 3より)

オンライン授業のアンケート

6月1日から教室での授業再開を告知する段階(5月下旬)で、オンライン授業のアンケートをとりましたので、ここに集計結果を記載しておきます。アンケートにご協力いただいた保護者様にお礼申し上げます。

Zoomの使いやすさについて、回答いただいた方全員が使いやすいとのお答えでした。Zoomは、生徒側で会員登録の必要がなく、操作もしやすく、また安定して接続されるため、私自身もとても導入しやすいツールでした。同時に、生徒はオンラインツールの使い方をすぐ覚えるので、適応能力が高いなとも感じました。

オンライン授業の内容そのものも、回答いただいた方の約8割が満足、約2割がやや満足との回答で、少しほっといたしました。さらにご満足いただける授業を提供していけるよう、改善を重ねてまいります。引き続き、お声をお聞かせくださいませ。

60分に設定した授業時間も、回答者全員がちょうど良いとご回答くださいました。

オンライン質問室という試み

塾を始める前から「子供たちに英語と世界に興味を持ってもらいたい」思いが私の中にありました。昨年6月に塾を始めてから、少しずつ生徒様にお越しいただけるようになってきたので、教室に外国人のゲストスピーカーを招待して英語の授業をしようと計画を進めていました。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大が進み、教室はお休み、準備していた授業も一旦キャンセルにしました。

しかし、Stay Home中にオンライン授業をする中で、1人の受講生から「みんなで勉強したいな」との声をもらいました。時を同じくして、サンフランシスコでStay Home中の友人から「何か手伝えることない?」と連絡が来ました。こういうタイミングを逃してはいけないと思い、現在通ってくれている塾の受講生、昨年塾に来てくれていた中3の受講生(現高1)を対象に、Zoomを通した英語の勉強会を企画しました。

Zoomを使ったグループセッションは初めて、かつゲストスピーカーと英語でやりとりしながらの開催だったのでドキドキしましたが、ゲストスピーカーがうまくリードしてくれて、私は全体管理(参加者状況の確認や、チャットで質問メッセージを追うなど)に集中することができました。幸い、協力を申し出てくれる友人が他にも現れ、受講生からの継続の希望もいただけたので、4月・5月の毎週日曜日にこの勉強会を続けました。

この勉強会は「オンライン質問室」と名付け、毎週日曜日午前中の1時間を、ゲストスピーカーとのお話や、英語の補講授業、英語の質問タイムなどにあてました。「イベント」のページから、当日使った資料を見ることができます。4月・5月の間、5名ものゲストスピーカーが受講生へ話をしてくれました。
協力いただいたゲストスピーカーはこんな方々です。どういうわけかアメリカに集中していますね ^^

神学校 図書館司書アメリカ・サンフランシスコ
2SONY プロジェクトマネージャーアメリカ・バージニア
3歌手・社会科講師アメリカ・ニューヨーク
4私立中学校 英語教諭日本
5YouTube 秘書アメリカ・サンフランシスコ

オンライン質問室のアンケート

5月上旬にオンライン質問室のアンケートをとりましたので、集計結果を記載しておきます。保護者の皆さまには、こちらのアンケートにもご協力くださりありがとうございました。

5月上旬のアンケート結果から、全体を通してご満足いただけていたようなのと、継続を希望する声が多かったため、5月いっぱいはオンライン質問室を継続することにしました。

ゲストとの英会話にご興味を持っている方が多いようです。また、補講授業のニーズもありそうですので、皆さまとお話をしながら内容を考えつつ、6月以降も不定期でオンライン質問室を開催していければと思います。

今後のオンライン授業の活用

ひとまずは緊急事態宣言が解除され、6月1日から教室での授業を再開いたします。
※詳しくは「6月1日より教室再開のお知らせ」をご覧ください。

何事もなければ良いのですが、第2波・第3波のことを想定して、オンライン授業へ切り替える準備だけはしておきます。なお今後ですが、授業をお休みされた際は、オンライン授業で補講をいたします。また、苦手単元を復習したいなどオンライン授業であれば個別対応できる幅も広がりますので、必要に応じてご相談いただければと思います。

オンライン質問室についても、6月以降は不定期開催とはなりますが、生徒の皆さまが英語に触れる機会を継続的に作っていければと思います。開催する際は、改めてご連絡申し上げます。

最後にですが、オンライン授業という新たな試みに対して、学びを継続くださった保護者と受講生の皆さまに、厚くお礼申し上げます。引き続き、Eduhouseは、子供たちが英語と世界に興味を持っていただけるよう、そして英語の力を伸ばしていけるようサポートしてまいります。引き続き、よろしくお願い申し上げます。