Google翻訳で英語の発音チェック

スマートフォンとGoogle翻訳アプリを使って簡単に英語の発音チェックができます。その方法をまとめています。

発音の大切さ

「発音って大切だったんだな…」と心の底から分かったのは、中学でも、高校でも、大学でもなく(英語科なのに…)、卒業後に10ヵ月ほど留学したアメリカでした。

レストランで、Can I have a fork?(フォークをください)といえば、fork(フォーク)ではなく、coke(コーラ)が出てきました。

また、現地で日本語クラスのvolunteer(ボランティア)をすることになっていたのですが、そもそもvolunteerという単語を何度言っても分かってもらえません。「あなた、そんな発音でvolunteerできるの?」と笑われてしまいました。「f」と「v」の発音を知らなかったんです。

ルームメートのふわっとした髪型を褒めたかったのに、curly hair(巻き髪)がcurry hair(カレー)になってしまい、しかも彼がインド人だったので笑い話にもなりませんでした。「r」と「l」の発音も難所です。

中学1年生で学習するshe(彼女)とsee(見る)さえ伝わらないこともありました。

受験勉強で英単語を何千と覚えたのに、簡単な単語でも、いや簡単な単語ほど相手に全く通じない現実。それから、留学先でたくさん発音の練習をしました。

今は、受験生の授業も受け持つのですが、単語は一生懸命暗記しているものの、発音が過去の自分と同じケースにたくさん遭遇します。自分の失敗は繰り返してほしくないし、英単語を文字で苦労し、後になって発音でさらに苦労するのは、なんとか避けてほしいです。授業では、文字と発音を合わせて(フォニックスと言います)練習するようにしています。

さて、前置きが長くなってしまいましたが、Google翻訳のアプリを使えば、スマホやタブレットで簡単に発音チェックができる時代になりました。とっても簡単です。僕も発音に不安な単語は、授業の前に、Google翻訳でしょっちゅう事前チェックしています。まだ活用していない方は、以下にまとめましたので、ぜひご活用ください。

発音チェックのプロセス

Google翻訳のダウンロード

発音チェックをするには、マイクが必要です。
スマートフォンやタブレットを使う場合は、まず、Google翻訳のアプリをダウンロードします。

  • iOS(iPhone, iPadなど)は、App Store
  • Androidは、Google Play からダウンロードできます。

なお、パソコンでもマイクがあれば、google翻訳のウェブサイトで発音チェックができます。

Google翻訳アプリを開く

ダウンロードしたGoogle翻訳アプリを、スマートフォンやタブレットから開きます。
(画像は、タップしていただくと拡大します。)

発音する

言語設定を英語と日本語にして、「声」(マイクのアイコン)をタップします。
あとは、発音チェックしたい英語を発音するだけです。とっても簡単です。

確認する

Can I have a fork? (フォークをください) と発音してみます。
forkの「f」は、上の歯を下唇に軽く置いて、「フーッ」と息だけで音を出します。
この音が出ないと、forkを、hulk(残骸)やhawk(鷹)など別の言葉で返してくるかもしれません。

次は、volunteerと言ってみます。
「v」は「f」と全く同じ口の形です。
上の歯は下唇に軽く置いて「f」は息だけ、「v」は声を出します。喉に手をあてると「f」の時は息だけなので喉が震えず(無声音といいます)、「v」は声がでるので喉が震えるはずです(有声音といいます)。

curly(巻き毛)も試してみます。RとLの発音というより、urの発音が難しい > <
collie (犬のコリー), Carly(人の名前), Call Lee(Leeさんに電話せよ)など、色々出てきてしまいます。

なお、「r」と「l 」の発音の練習ですが、right(正しい)とlight(光)を例にとってみると、
rightは、小さい「ゥ」を先頭に置く気持ちで「(ゥ)right」と発音すると「r」の口の形になります
(巻き舌になります。舌はどこにも触れません)。
lightは、小さい「ㇽ」を先頭に置く気持ちで「(ㇽ)light」と発音すると「l」の口の形になります
(舌の先が上の前歯の裏につきます)。口の形を確認するには良いと思います。

She sees the sea.(彼女は海を見る)を練習してみます。
sheは、静かにしての「シーッ」
see, sea, Cは全て同じ音、上の歯と下の歯の隙間から「スーッ」と息を出しながら発音するとうまくいきます。

音声チェックの方法

発音のチェックといっても、発音できなければチェックしようがないので、お手本の音声の聞き方も確認しておきます。これもGoogle翻訳で完結します。

Google翻訳の「手書き入力」(ペンのアイコン)をタップして、発音したい英語のアルファベットを入力します。あとは「英語」と書かれたスピーカーのアイコンをタップすれば音を確認できます。

発音練習におすすめのウエブサイト

Google翻訳を使った発音の練習、簡単だったと思います。なお、iPhone, iPadであればSiriを使って、AndroidであればGoogleアシスタントを使って、同じく発音チェックができます。その場合は、言語の設定を日本語から英語に変えておきましょう。
その他、発音の練習におすすめのウェブサイトをいくつか記載しておきます。

あいうえおフォニックス

発音の仕方やフォニックスのルールを、分かりやすいイラストと、ネィティブスピーカーの兄弟の綺麗な英語で解説してくれます。
Youtubeの動画解説なので分かりやすいし、兄弟のやりとりがかわいらしく、面白くておすすめします。
学校や塾の授業では、よくみんなで見ています。

バイリンガール英会話

英語Youtuberの第一人者、バイリンガールChikaさんのYoutubeチャンネルです。アメリカ育ちのChikaさんの発音は、あこがれのレベルで練習の励みになります。また、発音の仕方だけでなく、ネィティブが使う英語表現が学べたり、クリエィティブな番組が楽しくて、
ますます英語が好きになっていきます。

発音ガイド Forvo

ネイティブスピーカーによって発音された言葉を見つけることができます。人による発音の違いが分かったり、アメリカ英語・イギリス英語など地域に応じた英語の違いを確認できるのが魅力です。

Weblio

言わずと知れたオンライン英語辞書Weblio。この辞書は豊富な英語の文章例に加えて、発音がしっかり確認できます。単語を調べる・覚える際は、アルファベットと意味、そして発音も忘れずに確認しましょう。

発音博士

スマートフォンのアプリです。ネイティブスピーカーと自分の発音を比較して、どの音ができていて、どの音ができていないかが分かります。基本単語は無料で試せるので、一度練習してみてはいかがでしょうか。

 

フォニックスについて

冒頭で少し触れたフォニックスは、英語の「アルファベット(つづり)」と「発音」の間にあるルールのことです。

  • time, face, bike, rice いずれも最後の「e」は発音しない
  • book, look, cook, woolの「oo」は「u」の発音
  • room, school, moon, zooの「oo」は「u:」の発音など

英語のアルファベットと発音のルールを知っていると、英語との接し方・向き合い方が楽になってきます。機械的につづりを暗記することから脱却できますね。フォニックスについての私のおすすめは、以下の本です。

フォニックスってなんですか?

当塾Eduhouseでも、中学一年生コースでは、フォニックスの授業からスタートいたします。
以上、Google翻訳を使って、英語の発音をチェックする方法でした。ぜひお試しください!